無題

タイトルとか考えるのが恥ずかしい

俺史上最高の漫画「古都こと」

 

後期にさしかかった今も尚、学校の課題図書を友人達が黙々と読みこなしてく最中、未だ0冊というまま毎日漫画を読みふけっている俺だが、ついにこれが一番だという漫画に出会えた。それが古都ことである。とにかく今回はその魅力を紹介していこうという所存。

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圧巻の構想力

この漫画の最大の特徴は1つのストーリーを主要キャラ二名の完全主観な視点から描くところである。連載では同時期に別雑誌に、単行本もヒーロー、ヒロイン視点に分けて出版する徹底ぶり。この完全主観と2部構成の徹底ぶりがどういった利益をもたらすか。それはヒーロー視点、ヒロイン視点どちらか1つだけで作品として成立していること。つまり1つのストーリーで2回楽しめるのだ。完全主観で描く作品であるから、どちらか1つを読んだ場合、相手の心情が描かれない不完全さに読者の想像の余地があり、作品に没入できる楽しみがある。

そして両視点から読んだ瞬間この作品は始めて完成する。片方の作品で描かれていなかった描写や心情を全て知る事で、ストーリーが1つになるのだ。先ほど「1つのストーリーで2回楽しめる」と発言したが、訂正しなければならない。1つのストーリーで三度楽しめる。ヒーロー視点だけにしか登場しないキャラもいれば、ヒロイン視点にしか登場しないキャラもいる。それほどあくまで一方の視点からでも1つの作品として成り立つように構成されている。

作品の特徴を活かしたストーリー

この作品のストーリーはおそらく「完全主観で2つの視点から描く」という要素がなければ、飛び抜けて面白いものではなかっただろう。というのも、例えば、普通の恋愛漫画ならばだ。学校1のイケメン、こたろー君に恋する普通の女の子Aちゃんは、ある日こたろー君が女の子と歩いてる場面を目撃してしまう。「彼女...いたんだ...。」と失意の少女Aちゃんだが、実はその女の子はこたろー君の妹だったり、人智を越えて若い母親だったりする。そして決まってその手の演出はあらかじめその女の子の正体を予め読者に予告しておくことで、勘違いしてヤケになるAちゃんにヤキモキするよう仕向けるのだ。

しかしだ。何度も言うが完全主観。予め予告して読者をヤキモキさせる?そんな安っぽいことは二流作者の生業。古都ことではそういった予告がないことから、「これは一体どうなんだ...?」と読者を塾考させる。その瞬間既にこの作品に没入しているのだ。ここでだ。1つこの作品のヒーロー、ヒロインが出会うシーンを紹介しよう。ネタバレが嫌な人は目を瞑って下までスクロールだ。

 

一応画像を貼っていくつもりだがめんどくさい人は記事の最後に試し読みができるリンクを貼っておく。

 

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どうだろう。これがチヒロ視点、「チヒロのこと」である。

ここでだ。普段漫画を読まないから読み疲れたという人ももう少し頑張ってくれ。

この作品の本領発揮だ。ヒーロー視点「ユキチのこと」を読んでくれ。

 

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とにかく読んでみてほしい

いかがだったろうか。とにかくこれを読んで「面白い」「読みたい」「すごい」と思ってもらえたら嬉しい。あまり多く語るのは、望ましくない。読んでもらってわかると思うがこのストーリーは舞台は京都である。京都に住まう人ならリアルな背景を楽しめると思うし、京都に住んでいない人ならこれを読んで京都に行ってみたくなるかもしれない。実際俺もこの作品に出てきた貴船神社をこの本で知り、行って、京都の素晴らしさを再確認した経験がある。なんとも楽しみが多い作品、古都こと。単行本は両視点合わせて全6巻と買い揃えるのにも非常にリーズナブル。是非お勧めする。

 

それじゃあ。

 

試し読みリンクーチヒロのことー

sokuyomi.jp

試し読みリンクーユキチのことー

sokuyomi.jp

 

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