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無題

タイトルとか考えるのが恥ずかしい

エイプリルフール卒業。贈る言葉。

4月1日。晴れ。桜の木は、今か今かと花を咲かせるその時を待ち遠しそうだ。窓から射し込む光が照らすそこは、壇上である。そしてその真ん中に立っているのが僕だ。

 

「在校生、起立!!」

 

ザッという音を立て在校生が立ち上がる。

僕は卒業生代表として彼らに言葉を残す大役を預かった。

 

本日は4月1日。エイプリルフールです。僕は今日を持ってエイプリルフールを卒業しました。あれほど努力して志望校を決めた奴が、そこをやめたと言い驚きました。春から東京で新生活を迎えた後輩が、引越し業者に家を傷付けられたと言っており親身にアドバイスしました。突然リンクを見ろと言われ、見たら開けただけで通信制限になる画像だと言われました。最後の1つ以外全て嘘でした。どうしてこれほど僕が騙されたのでしょう。それは僕がエイプリルフールを卒業したエイプリルフール卒業生だからです。エイプリルフール在学生の皆さんは恐らく今年も嘘で人を騙し、そして自分は騙されずにいようとしていることでしょう。その意識があることで君たちは人の嘘に気付けるのです。しかしエイプリルフール卒業生の僕は、人を騙そうなんて考えてなかったし、ましてやみんなが嘘で僕を騙してくるなんて思わなかった。僕だってエイプリルフール在学生の頃は如何にして人を騙そうか考えていたし、人の嘘を見破っては浅はかだと鼻で笑っていた。しかし卒業して気づいた。たくさん騙されてようやく気づいた。こんなの絶対間違っている。嘘をついて人を騙し優越感に浸る君たちが僕は正直怖くて仕方が無い。いいか、よく聞いてほしい。嘘で人を騙していい日がある訳がない。どうか、どうか嘘をつかない人間なってほしい。以上、送る言葉でした。

 

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