忘れないように

単に記憶力が著しく悪いのか、それとも他に何か原因があるかわからないけれど、年々忘れてしまうことが増えています。その時を生きていた俺が死んでいるような、もう二度と手に入らないものがこぼれ落ちていってるような、そんな気がしてもうこれ以上失いたくないので、日々を書き留めたい気持ちがこのブログです。

あっ、ファン繋がりやめたい!と思う瞬間3選

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    Twitterで毎週日曜日になると見かける、#日曜日だし邦ロック好きな人と繋がりたいっていうハッシュタグ、見るたびに「は?」ってなるんですよ。俺バカだけど学習能力くらいはあるし、毎週見てると慣れてもおかしくないはずなんだけど、慣れる気配がない。日曜日になる度に「は?」って言ってる。

 

    共通の趣味を持った知り合いほしいよな、わかるよ。俺なんて好きになる音楽が大体サブのカルチャー略して「サブカル」なんて呼ばれたりしてるくらいだから、余計に実生活で近い趣味を持った人に出会えたことがない。「シェア&いいね!」のこの時代にシェアが出来ない。俺だけシェアという機能が実装されてない。仕方が無いので、シェアしたい気持ちを「いいね!」を押し続けることで紛らわせている。

 

    すいません    6月16日

    ★★★            こたろー

    何故か僕にだけシェア機能が実装されません

    シェア機能追加のアップデートはきますか?

    デベロッパの回答

    きません。

 

    俺の実生活にシェア機能を実装するアップデートは来ないらしいので、そうなったらもうネットの世界に逃げるしかない。「ネットの世界で、俺は趣味友達を作る!」そう言って俺は、ワンピース(趣味友達)を求めてネット・ブルーを行く。

    勝手な憶測だけどみんなもそんな感じだと思ってます。そういうことにしておきます。

 

    ただ、実際俺はネットで共通の趣味を持った友達、俗に言うファン繋がりが出来てから感じたんだ。

 

     「なんか思ってたより良いもんでもないな。」

    「てかむしろファン繋がりダルいまであるくね?」

    「ワンピースいつ終わんの?」

 

    前振りが長くなったけど、この記事はこれからネットでファン繋がりを作ろうとする人に、俺が今までに経験したファン繋がりが面倒くさくなった事例を説明して、それを反面教師にしてみんながいいファン友達を作ることを目的とした教科書です。是非参考にしてください。そしてシェア機能が実装されてる方は是非これをシェアしてください。

 

事例1:ファンが盲目

    これはちょっと勝手な俺の意見だけど、俺はファンのあるべき姿というのは、そのアーティストが好きなことは前提として、それでいて正当に判断する目を持っているべきだと思っている。なんでもかんでも肯定するのは、むしろその好きなアーティストの為にもならないと思う。ちゃんと言ってやれ。「買うのは買うけどグッズマジでダセェぞ、デザイナーに力借りるとかしろ」って。

    俺は大森靖子が好きなんだけど、あの人最近ZOC実験室とかいうアイドルグループ始めて。さすがに応援できない。今までの靖子ちゃんの「ギター1本で!この声と私の全てを!届けてやる!」みたいな人が今は「ZOC♬ZOC♬みえてくる♬」とか言って踊ってんの。若い女の中で。既婚の子持ちが。キツい。

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    靖子ちゃん好きでZOC実験室も好きだよ!っていう人がいてもいいとは思うんです。感性なんて人それぞれだし。でも本当に今までの大森靖子さん見てた?ちょっと盲目的になってるんじゃない?とか思うわけです、俺は。それに、あまりにもZOC実験室でアイドルの顔をする靖子ちゃんを応援する声が多いので、いよいよみんなが盲目になってるようにしか思えなくなってきて、なんだか俺は少し失望してしまって、大森靖子ファン繋がりから消えました。靖子ちゃんの音楽は以前として好きだけど。

 

事例2:単純に疲れてくる

    ネットの中のものとは言えども、結局ファン繋がりも人間関係のカテゴリーの内にあることには変わりがない。みんなも現実世界で人間関係とかいうライアーゲーム、やってるわけじゃないですか。だから知ってるでしょ?あれのダルさ、めんどくささ。

    ファン繋がりを続けてると次第によくコミュニケーションとる人たちでグループが出来てきて、ライブの会場とかで会ってるうちに面識が増えて密接に関わり出すと、ネットだけでは知り得なかった嫌な部分とか見えてくる。それでだんだん好きな人とか嫌いな人とかできてきて、嫌いな人にライブ終わりご飯行こうよとか誘われても、困るんです。ネットだけの関係なら、スパって断って後でそいつのアカウントブロックして通報しておくだけで済むのに、既にグループも出来てるしそうするわけにもいかないしなとか考えてしまう。

    あと、〇〇さんと〇〇ちゃんがライブの後行ってホテル行ったらしい、とかどうでもいいんだよ。それをお前、わざわざ裏垢みたいなん作って、そっちで呟いてって…いよいよもう現実世界でやってることと何も変わんねーじゃねーか。

    こういう風に、ネットから派生した人間関係はやがて現実世界にまで侵入してきて、ネットですら気が休まらなくなる。ネットなんて違う自分になることができる仮想空間なのに。その仮想空間が現実世界とリンクする。それなんてSAO?

 

事例3:ただ趣味の話がしたかっただけなのに

    事例2と少し重複するんだけど、ファン繋がりが続いて密接な関係になると、もうファン繋がりと言うより、趣味の話もできる友達みたいな間柄になってくる。 別にそれが嫌なわけじゃないんだけど、スタートは現実世界で趣味の話が出来ないから趣味の話できる人を求めてネットにやってきたのに、こっちから趣味の話振らない限りその話はしないっていうのは、それは違う。趣味の話しろ、クーリングオフするぞてめえ。

    まあ100歩譲って、趣味の話もできる友達になるのはいいとしよう。でも順番間違えるな。趣味の話を先にしてから距離詰めてこい。いきなり友達みたいなテンションで来るな。ブロックするぞ。

    中にはね、現実世界で趣味の話できる人が出来ないからとかじゃなくて、そもそも人がいないみたいな人もいるんです。そういう人は「ネットこそ我が世界」とか言って、リアルにSAOしてるんですよ。仮想空間が現実世界とリンクするとかじゃなくて、仮想空間と現実世界がイコールの関係にあるんですよ。だからそういう人たちは、彼女とか彼氏とかそういう関係をもネットで見つけようとする。

    高校生の頃、ファン繋がりのアラサーの女性から「ライブ会場で会おうよ、腰フェチなんだけど腰触っていい?あとヨシヨシさせてくれない?」っていうDMが来て、まだまだガキだった俺は本当に怯えた。よく「〇〇ファンに悪い人はいない!」とかいうの、あれ、嘘です。います、普通に。傾向として少ない多いはあるけど、ゼロなわけがない。繰り返す。います、普通に。みんなも気をつけて。

 

最後に

    これは特に俺がファン繋がりが嫌になった印象的な出来事をリストアップしたもので、ファン繋がりの嫌なところだるい所はまだまだある。あるけど、それを感情のままに書きなぐってたら卒論みたいな長さになりかねないので自重しました。その卒論は俺が本当にネットを辞めるときに書くことにします。

    ちょっと長かったけど、ここまで読んだあなたならいいファン繋がりとまでは言わなくても決して悪いファン繋がりを作ることはまずないだろう。あなたが良いネットライフを過ごせますうように。それでは。

 

    ※俺が現段階で趣味つながりで仲良くしてる人たちはこの記事に書いてることの対象外なので、そのことだけは弁明しておきます。