忘れないように

単に記憶力が著しく悪いのか、それとも他に何か原因があるかわからないけれど、年々忘れてしまうことが増えています。その時を生きていた俺が死んでいるような、もう二度と手に入らないものがこぼれ落ちていってるような、そんな気がしてもうこれ以上失いたくないので、日々を書き留めたい気持ちがこのブログです。

瀬戸かほ写真集 Emanon 

 

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瀬戸かほ写真集「Emanon」

 

前々から頼んでいた本が今日届いた。去年から届く日を今か今かと楽しみにしていて、その日が来た。急いで自分の部屋に向かう。早く読みたい気持ちと裏腹に、ゆっくりと包装から中身を取り出す。

 

瀬戸かほ写真集「Emanon」

 

じっくりと目を通して読み終えた。これは誰か良さを分かち合いたい、そう思った。「シェア」と「いいね!」のこの時代、これこそまさにシェアに値する。こういう時のために「シェア」の機能があるんだ。そういう訳で今から俺が大好きな大好きなモデル瀬戸かほの写真集を見た感想と良さを語り尽くす。これは、布教だ。マーケティングだ。ステルスでもなんでもない。ダイレクトマーケティング。この記事で誰かが興味持ってくれて良さを分かち合えたら、それが俺にとっては何よりも利益で、布教もといマーケティングの成功だ。

 

目がついたのは表情だった。いや、可愛いとか綺麗なんてのは大前提として。笑顔一つとっても悪戯に笑う笑顔とか無邪気な笑顔、どこか憂いを感じる笑顔があっていろんな瀬戸かほが見れる。笑顔という大きな枠の中でこんなにも細やかな差を描けるんだな人間って。いや、瀬戸かほだからか。こういう表情で写れるからモデルなんだ。俺みたいな一般人でも、状況によっては無邪気な笑顔とか悪戯な笑顔をしているときはある。ただそれは、その場の状況とか経緯があってこそのもので、いきなりカメラの前で憂いを感じさせる笑顔を、憂うこともなにもないその場で出すことはできない。仮に万が一奇跡的にそんな表情で撮れたとして、そこに人の目を魅くものはない。そう考えると、カメラの前でたくさんの表情ができて、そのどれもが人の目を魅くから、魅力があるからすごい。

特に瀬戸かほは目で魅せる。これまでたくさんの瀬戸かほの写真を見てきたけど、そのどれもが目から受け取る印象が微妙に違う。なかでも儚さを感じさせるような目は圧巻。全てを諦めたような、退屈そうでもあり気怠そうでもある目。他にも俺と同じように感じる人が多いからか、少し前はよく「アンニュイ」という言葉と共に彼女を見ることがよくあった。そんな目だから、ただ遠くを見つめる視線や流し目とか瞳の動きも意味ありげに見えるし、笑顔でも瞳の奥になにか表情には浮かばない裏の心情が見える気がする。どこか悲しそうな笑顔の「どこか」という断定のないニュアンスは、ここから生じる。表面だけじゃなくもっと深い部分まで感じさせるほど、繊細な表情を魅せる。時に目をクシャとさせた笑顔もするので、普段のアンニュイっぽい印象とのギャップで無邪気さとか天真爛漫な感じが際立つし、それもまた瀬戸かほの魅力の一つだ。

 

この写真集は瀬戸かほの集大成だと感じた。「Emanon」に掲載されている写真は、写真集のために撮り下ろされたものだけでなく以前のものも含まれる。繊細な表情を作ることなんて、いきなりできるようなものではないだろうし、これまでの活動で魅せ方とかを積み重ねてきた結果出来るようになったんだろうと考える。そういう意味で集大成だと感じた。これまで五年間の全てを放出して、同時にこれまでの瀬戸かほは終わりを迎えて、新たな瀬戸かほが始まる。寂しくはなかった。これからもまた新たな表情で、新たな魅せ方をしてくれるんだろうと楽しみになった。

モデル瀬戸かほが、大好きな花と共に写り、歌詞にも「花」と出てくる大好きな曲の名前をタイトルにした、自分らしさ、瀬戸かほらしさを存分に出した一冊、Emanon。今後一般発売が予定されてるらしいので、少しでも気になってくれた人は買ってみてほしい。そんで良さを語り合おうぜ。写真ではあんなに大人らしい綺麗な感じなのに、本当は気さくで無邪気な可愛らしい人だから、人柄を知ればよりギャップで好きになれると思うよ。

 

 

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