天邪鬼拗らせ過ぎて時代に乗り遅れている
人目を気にしてみんなと同じじゃないと不安になる典型的日本人の俺だけど、よくわからないところでそこから抜け出したくなる。早い話、変なところで天邪鬼なわけだ。
最近だったら、タピオカが腹立つ。あんな飲みもんなのか食いもんなのかわかんねえようなもんを、流行りだからって高い金払って買ってそれをSNSにアップロードとか絶対したくない。
あとスタバも嫌い。新作出る度に絶対抑えるのあれなんなの。なんかもうとりあえずスタバ行ってない?それもう脳死じゃん。そういう、流行りだからって自分の意思がないような行動が本当に苦手。俺はそうはなりたくねえ。本当にスタバが好きなら別に週に何回行こうがいいと思うけど。
ちなみに俺は、クールライムが好きなのでクールライムの販売期間は頻繁に行く。あと春にでるいちごのやつも必ず1回は飲んでおきたい。
話は少し変わるがここからが本題だ。最近出版業界の売上が年々下がっているらしい。電子書籍などの台頭も大きいと思うが、一番は活字離れが大きい気がする。
活字離れが進むからか、どんどん今の人間はアホになっている。もしかしたら、突発的にアホ化が始まって、その後に活字離れが起きているのかもしれない。どちらが先かは、わからない。鶏が先か、卵が先かみたいな話である。
別に俺が賢い人間ですよって言っているわけではない。ただ俯瞰したらそう感じるだけであって、俺もアホ化が進む内の1人だ。どんどん漢字の識字率が下がってるし、読めない漢字や意味を知らない言葉が山ほどある。別の誰かが俺を見たらアホだと思うかもしれない。
とにかく、今はアホ化と活字離れが並行して進んでいる。そしてそこからわかりやすさ重視の風潮が生まれた。読んで考えて理解するというアクションは敬遠されるようになり、見て聞いて理解するが好まれるようになった。
その証拠にYouTubeが大きく台頭した。もちろん、テレビの退却も大きな要因ではあるけど、個人的にYouTubeがまさに見て聞いて理解するものだからここまできたと考えるほうがしっくりくる。
そしてYouTubeは今流行っている。小さい子が親のスマホでYouTube見てたり、YouTuber目指すやつがいたり、YouTuberのプロダクションがあったり、小学生の将来なりたい職業がYouTuberだったり。
こんなに流行ったもんだから、前まで興味なかったのに、話題に乗り遅れないためになんて言いながらYouTubeを見る人間が増えた。自分の意思がない。
だから、俺はそんな今のYouTubeがなんか気に食わない。俺がブログなんて書いてるの、自分が読んで考えて理解するを好む人間だからだと思ってるけど、心の深いところでは無意識に天邪鬼な気持ちを抱えているのかもしれない。YouTubeに染まった今に反発しているのかもしれない。
もう少し先の未来、YouTubeに次ぐ何か新しいコンテンツが生まれたときに俺はYouTuberになっているかもしれない。時代に乗り遅れている。天邪鬼は生きにくいばかりか、確実に弊害も生むようだ。
みんな、天邪鬼になんてならないほうがいいです。タピオカ飲んで、チーズハットグ食って、スタバの新作抑えて、そんでそれをSNSにアップして生きよう。